//// 2003年4月15日 ////


 お元気ですか??イラク戦争も一応の解決を見そうで少しだけ安心しておりますが、これで本当に終わりなのでしょうか?一部の人たちがアメリカやヨーロッパの国に対して憎しみを増幅させただけになってはいないでしょうか?この辺りがとても心配な所です。

 もし、この先、アメリカの言う「大量破壊兵器」がイラクから出てこなかった場合、どうするのでしょうか??ブッシュ大統領自身が戦争犯罪ではありませんか??

 なのに読売新聞の社説には、今回の戦争は正しかったと書かれていて、僕はかなり驚きです、何を確認して正しいと判断されたのでしょうか??戦争が早く終わったから正しい戦争なのか??
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20030410ig90.htm
こちらに詳しくは書かれてますので何かの時に読んでみてください。いろいろな意見はあって良いけど、マスコミとして書いて良い意見なのだろうか??僕には難しいな・・・。


■東京的音楽生活 首藤明彦(音楽プロデューサ協会事務局長)


○THE BOZZ

先日は、代々木ナルの「アド街14位」に関して書いたので、今度は御茶ノ水ナルに関してひとつ。最近ジャズクラブに “JAZZNIN”(ジャズ人)という無料の大判冊子が置いてあるのですが、その1月号のTHE BOZZというコーナーに、御茶ノ水ナル二代目オーナーの成田広喜君のインタヴュー記事が1ページに渡り掲載されています。記事の前の見出しコピー曰く「弱冠25歳。たぶん業界でいちばん若いジャズクラブオーナーだ。」そりゃ、当たり前だ。こんな若いオーナーは普通考えられない。

しかし、ここでふと考えました。たしか成田さん(先代オーナーの勝男さん)がお店を始めたのは、凄く若い時だったよなぁ。すると文中にありました。成田さんがお店を始められたのは23歳の時だそうです。時代がジャズを後押ししていた頃とはいえ、なかなか凄いことなのではないのでしょうか。

先週の金曜の昼ナルライヴには、そのヒロ君とお母様であり代々木ナルオーナーの美紗子さんもいらっしゃったので、しばし談笑。代々木にもそろそろまた顔を出さないとね。

今日の愛聴盤
○MILES DAVIS: THE MAN WITH THE HORN (LP 1981年 米COLUMBIA FC 36790)
1981年、マイルスのこの復帰作のリリースは、ジャズ界最大のトピックでした。私も輸入盤で直ぐに購入、その後の新宿西口広場での伝説的なコンサートにも、ナルのみなさんと足を運びました。そしてここから10年ちょっと、91年の9月28日に亡くなるまで、マイルスは走り続けるのです。若き日のマーカス・ミラー(b)のプレイが既にマエストロ然としているのに驚くし、1曲目 “Fat Time”のマイク・スターン(g)のソロも今よりよっぽどカッコイイのは何故?
○JOE ZAWINUL: THE RISE & FALL OF THE THIRD STREAM (LP 1968年 米VORTEX 2002)
マイルス・バンドに加入する直前のザヴィヌルの姿を捉えたアルバム。作曲と編曲に多大な才能を発揮する彼ながら、ここではピアニストに徹しています(全曲ウィリアム・フィッシャーの編曲で、採り上げている曲もグルダ作の1曲を除きフィッシャー作)。彼のプレイヤーとしての力量が窺い知れる興味深い1枚。ニューオーリンズで出会ったザヴィヌルとフィッシャーがウィーンで再会し…、音楽の都の魔術に引き寄せられた二人のアーティストのコラボレーションにより生まれた傑作!
○MASABUMI KIKUCHI(菊地雅章): BUT NOT FOR ME (LP 1978年 日FLYING DISK VIJ-6016)
ナルとも関係の深いアーティスト、プーさん。ニューヨークに活動の拠点を移して5年を経過したプーさんが、マイルスとの出会いを経て発表した個人的永遠の愛聴盤。核になるのはゲイリー・ピーコック(b)、アル・フォスター(ds)とのトリオ。プーさんのアコースティック・ピアノを聴くならこの1枚。A面のリズミックな “Sunday Lunch”から例えようもなく美しいバラード “Pastel”への流れは絶品!しかもあの唸り声が聴こえないのが不思議。そして大量にあるだろう、マイルスとのレコーディングが世に出るのはいつ?


○今日もマイルス出身者

今日は、あることを調べるためレコード棚を探っていたら、あまり記憶のないレコードを発見。そのレコードをかけながらジャケットのクレジットを眺めていたら、想い出しました。多分、10年以上前にアメリカで購入したレコードです。聴くのは随分久しぶり。ちょっと得した気分ですが、これじゃあいけませんね。

レコードやCDもある一定数を超えると、頭による記憶だけじゃ到底整理がつきません。LPでさえかなりやばくなってきているので、シングルだともうお手上げです。そろそろきちんとデータベース作りをしなくちゃいけないと分かっているのですが・・・。これは今年の課題です。

今整理しているのは、「今日の愛聴盤」でも採り上げているマイルス・バンド出身者のレコード。調べてみるとゾロゾロと出てくるので、レコード棚のあちらこちらに散らばっているのを一箇所に集めている最中です。という訳で、今日も前回の続きです。

今日の愛聴盤
○GARY BARTZ NTU TROOP: JUJU STREET SONGS (LP 1973年 米PRESTIGE 10057)
“LIVE-EVIL”の熱演で知られるサックス奏者が、マイルス・バンド加入前から率いていたバンドの73年作(録音は72年)。アンディ・ベイがヴォーカルとエレピを務めています。マイケル・ジャクソンでヒットしたリオン・ウェア作の “I Wanna Be Where You Are”、シリータのデヴュー作に収録されていたスティーヴィー・ワンダー作の “Black Maybe”と、10分前後の曲2曲で構成されるA面があの時代を映しこんでいます。
○GARY BARTZ: BARTZ (LP 1980年 米ARISTA AB 4263)
時代の移ろいと共にバーツのサウンドも大きく変化します。マイルス・バンドの後輩に当たるエムトゥーメイとレジー・ルーカスのプロデュースによる、ダンサブルでポップなフュージョン。バーツのアルバムというよりは、エムトゥーメイ&ルーカスのアルバムという感じかな。
○JOE BECK: WATCH THE TIME (LP 1977年 米POLYDOR PD-1-6092)
私の大好きなジョー・べック(g)の忘れ去られた?1枚。約半数の曲でヴォーカルをフィーチャーし、これまたポップでダンサブル。今の時代のほうがもっと受け入れられるのでは?ジョー・べックは再評価されてほしいミュージシャンの一人です。マイルスとの未発表セッションも早く聴きたい!


○アール・タービントン

昨日も午後から昼ナルへ、出演は加藤英介(p)率いる民衆トリオ。ファーストセットは林正男(b)とのデュオ、セカンドセットはそこに小松伸之(ds)が加わるといった塩梅でした。この民衆トリオを聴くのも既に3回目、スタンダード中心の選曲でしたが、もっとオリジナルも聴いてみたいですね。昼ナルも最近出演者が固定してきたかなという感じなので、そろそろ新しいミュージシャンの登場を期待しているのですが。

さて、引き続き(エレクトリック)マイルス関係者を聴いている今日この頃。ジョー・ザヴィヌル(kb)のアトランティック盤を引っ張り出してきて聴いてみたら、あれ、サックスってアール・タービントンだったんですね、うっかりしていました。タービントンは、ニューオーリンズのミュージシャン(ss、as)で弟はウィリー・ティー(kb vo)、やはりザヴィヌルがニューオーリンズ滞在中に知り合ったのでしょうか?

という訳で、今日はアール・タービントンについて色々と調べてみました。一応ジャズ・ミュージシャンなのですが、それ以外のフィールドでの活動も多いため、日本のジャズ・ジャーナリズムの世界では無視されているような気がします。試しに「ジャズ批評」誌のバックナンバーをチェックしてみたら、残念ながらやはりサックスの特集号には未掲載、相手にもされていません。まぁ、こんなもんでしょう。

ザヴィヌルからB.B.キング(彼のバンドに暫く滞在しており、71年の “Live In Japan”にもクレジットが)、更にワイルド・マグノリアスとまで共演できる雑食性は、ニューオーリンズのミュージシャンの持つ強靭な胃袋の成せる業でしょうか?

今日の愛聴盤
○JOE ZAWINUL: ZAWINUL (LP 1971年 米ATLANTIC SD 1579)
ウェザーリポート結成直前のレコーディングと思われるアルバムで、ザヴィヌルはハービー・ハンコックと共にエレピを演奏。サックスはウェイン・ショーターだとばかり思い込んでいたら、ショーター参加は1曲のみで後はタービントンでした。さすが芸の幅が広いタービントン、ここでは初期ウェザーリポートに繋がるシリアスなジャズを展開。

○THE WILD MAGNOLIAS: THE WILD MAGNOLIAS (LP 1974年 米POLYDOR PD 6026)
ニューオーリンズを代表するマルディグラ・インディアンによるセカンドライン・ファンク・バンドの記念すべきファースト。今でこそCDでリイシューされ手軽に聴けるようになりましたが、昔はそうはいきませんでした。十数年前、長いこと探した挙句にこのレコードをシールドで見つけたときは嬉しかったなぁ。タービントン兄弟に加えスヌークス・イーグリン(g)も加わった、The New Orleans Projectと名づけられたバックバンドが超強力で、すごいグルーヴを生み出しています。ザヴィヌルとマグノリアスの両方と共演できるのは、タービントンくらい?

○THE GATURS: WASTED (LP 1994年 米TUFF CITY DEL LP 0001)
弟のウィリーが率いていたゲイターズの、70年頃のレアな音源をまとめた1枚。ファンキーかつグルーヴィーなナンバー満載で、同時代のメジャー・バンドに負けないくらいカッコイイ。こんなバンドが人知れず埋もれていたなんて!感謝、感謝の音源発掘アルバム。




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